編曲京鹿の子娘道成寺 “Kyokanoko Musume Dojoji”(The maiden at Dojoji temple,arranged version)

 

杵屋弥三郎作曲 Composed by Kineya Yasaburo

 

野村正峰編曲 Arranged by Nomura Seiho

 

演奏

 

【三絃】

小野真由美

本多真美

中井陽子

奥山聖子

松本りか

山内有紀

足立衣沙桜

佐藤聡子

高松玲子

高橋富博

 

 

【第一箏】

小野真由美

山﨑美知留

平松優希

坂本和子

                           

 

【第二箏】

藤枝加奈子

鳥羽仁美

小松則子

吉川尚子

平林圭子

小方麻貴

加藤祥子                           

 

【尺八】

善養寺惠介（賛助出演）

 

 

【囃子】

梅屋喜三郎（賛助出演）

 

 

 

「京鹿の子娘道成寺」は、紀州道成寺の縁起に伝わる修行僧安珍と清姫の恋の物語をもとに、1753年に杵屋弥三郎によって作られた、と伝えられています。三味線音楽のなかでも長唄、清元、常磐津、義太夫など、歌舞伎と関わりのある分野では曲の相互の影響が多く見られますが、この娘道成寺も謡曲から地歌へ、長唄へと、同じ素材をもとにした曲が数多く作られました。この曲は、道成寺物のなかでも人気の高い「京鹿の子娘道成寺」から器楽の面白い部分を抜粋し、三絃に箏２部、尺八を加えた編成で合奏を楽しめるようまとめられた作品です。