勝った亀の子 “Katta kame no ko(Turtle the winner)

 

宮城道雄作曲 Composed by Miyagi Michio

葛原しげる作詞 Lyrics by Kuzuhara Shigeru

 

 

(演奏: 箏 中尾奏海)

 

 

この曲は宮城道雄小曲集の曲で童話「兎と亀」のお話が歌詞になっています。1番は亀、2番は兎のことを歌っています。知っているお話なのでお歌は覚えやすかったのですが、初めての指使いがたくさんあり、歌いながら弾くのが難しかったです。

 

お稽古の時、練習のポイントは忘れないように書くようにしました。ポイントとして書いたのは、「きれいな音が出せるように爪の角度に気をつける」、「糸を強く押さえて弾くところはおなかにぎゅっと力を入れて頑張って押さえる」、「押さえるのを遅れない」「歌のないところも心で歌いながら弾く」、そして「楽しんで弾く」です。

 

弾けないと練習したくない時もありましたが、上手になりたいのでお稽古しました。兎と亀のお話が伝わるように弾きたいと思います。

 

歌詞

(一) 向うのお山へ着くまでは 少しも休まず登っていって とうとう 兎に勝ちました 勝った亀の子万々歳

(二) 相手を遅いとあなどって 途中でうっかり寝ているうちに とうとう小亀に負けました 負けた兎の恥ずかしさ